パク議員は13日MBCラジオのインタビューで、「2度にわたる韓国人の救出にわが議員室が関与したが、ここには実質的に拉致されていた人たちの機知、次に勇気、そして位置把握という部分、これが事前に前提となったため迅速に協力体制をとることができた」と話した。
また、「初めの(救助の)ケースでも(被害者が)非常に機知を発揮し、命を懸けて自分の位置を命をかけて知らせたが、途中で2件とも1度ずつ見つかってしまったようだ」とし、「(被害者が)テレグラムを利用して知人に連絡し、知人が家族に連絡し、家族がわれわれに連絡したことで、それをもとに迅速に協力した。8月6日に私が電話を受け、8月7日と8日に迅速に措置を取り、8月9日に救助した」と説明した。
そして、「一度協力が行われれば、(救助作業が)迅速には行われるようだ。問題はどのように把握し、どのように接触するかという部分で、その部分においては格別な国レベルの努力が必要」と強調した。
パク議員は被害者らの健康状態については、「体は救出されているが、心はまだ閉ざされており、精神的ショックは極めて大きい」とし、「(現地で被害者らを)捕まえ、暴行と恐怖により支配するようだ」と話した。
パク議員は、「8月に検挙されたのは中国人3人と伝えられており、韓国にも連絡約はいるようだ」とし、「(現地で)拉致された人たちには『警察との関係も全て管理されているため、通報したり脱出することは不可能』とガスライティングを続けるようだ」と付け加えた。
また、「事実関係は調べてみる必要があるが、一時的に救出されてもすぐに解放されるのではなく、場所を変えたり別の犯罪組織に引き渡される可能性も相当にあるという」とし、「それで10月2日に救出された2人もまだ帰国せず現地にいる状態だ。韓国に来るまでは最後までフォローアップをしなければならない」と強調した。
そして、パク議員はカンボジア拉致事件について「完全組織犯罪」と表現し、「2つのケースを通じ16人を救出することにわれわれが関与したが、これは徹底して政府が介入すべき」と再度強調した。
さらに、司会者が「韓国政府や現地公館の対応に足りない部分は何だと考えるか」と聞くと、「これは最近だけの出来事ではない。2021年には17件程度だったが、2022年のユン・ソギョル(尹錫悦)政府に入ってから急増し始めた」とし、「カンボジアに対するODA(政府開発援助)金額が急増している」と言及した。
そして、「尹錫悦政府やキム・ゴンヒ(金建希)夫人を通じ旧統一教会事業がカンボジアと関連性があるのではないかという疑惑も提起されており、累積ODA金額が1兆ウォン(約1000億円)近くになるが、2025年もODA予算は4000億ウォン(約400億円)を超えるものと把握している。それだけ韓国とカンボジアの間に緊密な関係が形成されている状況において、むしろ国民の生命と安全はより危険な状況に向かっている」とし、「その部分についてはカンボジアと韓国の間に明確な内容把握が必要なのではないか。注意深く総合的な接近は必ず必要」と付け加えた。
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