旧統一教会のキム・ドンヨン副協会長は6日、公式ホームページにこのような内容を掲載した。
これによると、旧統一教会は「(韓総裁が拘禁された)ソウル拘置所前では毎日午後2時から5時、午後8時から10時まで、信者らの祈りが続けられている」と明らかにした。
そして、「信者らの声が拘置所内部にまで聞こえるという」とし、信者らの祈りを督励するメッセージを伝えた。
キム副協会長は4日にソン・ヨンチョン協会長が韓総裁に面会した事実を明らかにし、「ソン協会長が韓総裁に『外で信者らが祈っています』と報告すると、韓総裁が『祈りの声がここまで聞こえる。その気持ちが力になる』と話したという」と伝えた。
また、「韓総裁は依然として平常心を失っておらず、『旧統一教会がこれまで世界と韓国のためにしてきた業績を多く伝えるように』と言った」とも伝えた。
これに先立ち、裁判所は2日、韓総裁が請求した拘束適否審を棄却した。韓総裁側は権議員に渡された1億ウォン(約1000万円)の違法な政治資金と自身は無関係だとして容疑の不成立を主張した。健康悪化を強調し在宅捜査を訴えたものの、裁判所は「請求理由がない」として棄却した。
韓総裁はこの日の最終陳述で、「生涯を世界平和のため平和の母として活動してきた。そのような私にどうやってこの国が、このように待遇するのか。惨憺(さんたん)とし息苦しい」とし、「政治に関心はない」と述べたという。
韓総裁は旧統一教会の元世界本部長であるユン某氏と共謀し2022年1月5日に権議員に違法な政治資金1億ウォンを渡し、ユン・ソギョル(尹錫悦)政権の旧統一教会への支援を要請した容疑を持たれている。また、2022年4~7月にはコンジン法師ことチョン・ソンベ氏を通じ金建希夫人に高価なシャネルのバッグなどのブランド品を渡し、教団に関する懸案を請託した容疑(請託禁止法違反)で先月23日に拘束された。
一方、裁判所は同日、権議員の拘束適否審も棄却した。権議員は最終陳述で、「飛ばし携帯でユン氏やチョン氏らと通話したことは間違いないが、政治資金とは全く関連がなかった。飛ばし携帯の使用に誤解の余地があるが、証拠隠滅とは関係ない」として拘束の取り消しを訴えたと伝えられた。
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