金正恩氏は「1990年代の世界的な大政治動乱の中ではわれわれの思想と制度を固守しなければならなかったし、新世紀には米帝による核戦争の脅威の高まりに対処し、経済建設と核武力建設を並行しながら社会主義建設の新たな飛躍の時代を開かなければならなかった」と党創建以降の歴史を振り返った。
続けて「今日も敵国の凶暴な政治軍事的圧力の策動に超強硬に対抗」しているとし、「社会主義力の忠実な一員、自主と正義の堅固なとりでとしてのわが共和国の国際的権威は日を追うごとに強化されている」と主張。「必ずこの国をより豊かに美しく整え、世界で最も立派な社会主義の楽園として立ち上がらせる」と誓った。
平壌の「メーデー・スタジアム」で開かれた慶祝大会では、花火の打ち上げに始まり、大規模な集団体操(マスゲーム)や芸術公演が行われた。北朝鮮でマスゲームが行われたのは2020年の党創建日以来5年ぶり。
中国共産党序列2位の李強首相、ロシアのプーチン大統領の最側近で安全保障会議副議長を務めるメドベージェフ前大統領、ベトナム最高指導者のトー・ラム共産党書記長らが行事を観覧した。
一方、9日夜か10日未明に開催される可能性があるとの見方が出ていた閲兵式(軍事パレード)は開かれなかった。10日夜に行われると予想される。
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