バッテリー各社が新事業に注力、次世代モビリティや半導体など=韓国
バッテリー各社が新事業に注力、次世代モビリティや半導体など=韓国
バッテリー各社が、新事業に力を注いでいる。電気自動車(EV)の不振などを受けて市場が不透明になる中、新事業で確固たる地位を築く計画だ。

LGエナジーソリューションは、AAM(次世代エアモビリティ)、宇宙航空などに搭載されるバッテリー開発に注力している。これに伴いLGのグループ会社はバッテリーセルやカメラモジュールなどを月探査用に開発する。

AAM関連では、eVOTL(電動垂直離着陸機)に搭載される特殊バッテリーを開発する計画だ。このため2030年に全固体バッテリーを、また2027年以降に軽量のリチウム硫黄電池の商用化を目標としている。

サムスンSDIは半導体内の電流を制御するトランジスタと半導体の層の間を絶縁するコーティング素材や絶縁膜材料、完成した半導体を外部環境から保護するエポキシモールディングコンパウンド(EMC)などを生産する。

さらに次世代HBM(広帯域メモリー)の性能を高めるためにパッケージング技術が重要であることから、HBMに搭載される放熱モールド技術などの開発も進める。

SKオンは最近、全固体バッテリーのパイロット工場を完成させ、商用化時期を2030年から2029年に早めた。このため同社は次世代技術の確保を急ぎ、市場での競争力を高めたい考えだ。

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