「日本25人:韓国0人」は深刻…ことしのノーベル科学賞「希望みえない」=韓国
「日本25人:韓国0人」は深刻…ことしのノーベル科学賞「希望みえない」=韓国
「25:0」、これが日本と韓国のノーベル科学賞受賞者の比較だ。

毎年10月にやって来るノーベル賞の季節。スウェーデンのノーベル委員会は今月6日の生理医学賞を皮切りに7日の物理学賞、8日には化学賞の受賞者を順次発表する。

しかし韓国からはことし、ノーベル科学賞の受賞者は出ないものとみられる。有力候補とされる韓国人科学者が一人もいないためだ。

一方、まだ一人も受賞のいない韓国とは異なり、隣国の日本は25人、中国は3人の受賞者を輩出している。

韓国からはなぜノーベル科学賞の受賞者が出ないのか。もちろん韓国の科学技術研究は1970年代から本格化したため「業績を積み上げる期間が短い」という点を考慮しなければならない。これは「日本や中国に比べ相対的に不利な点」になり得るということだ。

しかし、何よりも「短期的な成果に執着する韓国の後進的な研究環境が足を引っ張っている」という反省の声もある。

さらに、科学の英才たちが医学部へと集中している現象も深刻だ。これは今に始まったことではないが、優秀な人材が理工系を避ける社会的雰囲気も大きな問題として指摘されている。

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