李大統領はクッパの食事を取りながら、商人らに体感景気はどうかと尋ね、商人らは「依然として生活が厳しい」と語りながらも、「昨年よりはましになった」と答えた。
住民らは李大統領を迎え、「江華を訪れてくれて感謝する」、「お元気で過ごして」などと歓迎した。
これに先立ち李大統領は児童養育施設を訪れ、子どもたちの生活環境を見て、コミュニケーションを取る時間を持った。
李大統領はこの日午前、仁川市江華郡の児童養育施設のケミョンウォン(啓明院)を訪れ、関係者から施設運営の現状について説明を聞き、宿舎や食堂など生活環境を視察した。
伝統的なおもちゃ作り体験をしていた子供たちは、李大統領が現れるとハイタッチをして挨拶を交わした後、さまざまなテーマで会話をした。ある子供が自身を生徒会長だと紹介すると、李大統領がその子供に公約の内容を聞いて「約束した公約は必ず守らなければならない」と語りかけ、その場で笑いが起こった。
この子供は李大統領に手紙で「学生の心に代わって(他の人々との)架け橋の役割をすることは簡単なことではない。大統領の仕事は大変だと思うようになった」と書き、「李大統領を見習って諦めずに生きていく」と応援の気持ちを伝えた。李大統領はこれに感謝の意を表し、「子供たちがどんな環境でも明るくたくましく育つことができる社会を作ることに最善を尽くす」と約束した。
治安現場の視察も行った。ソウル市チュング(中区)のヤクス(薬水)地区隊を訪問した李大統領は、連休期間中の治安活動計画などの報告を受けた。
李大統領は「家族と一緒に時間を過ごすべき連休にも、国民の安全のために最善を尽くしてくれる警察官のおかげで、皆が安心して平穏な秋夕を過ごすことができる」と激励し、「警察官が自負心を持って任務に専念することができるよう、支援を惜しまない」と述べた。
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