フードテック企業が創業の「スラムバーガー」、AIで管理し高成長=韓国
フードテック企業が創業の「スラムバーガー」、AIで管理し高成長=韓国
AI(人工知能)を利用したフードテック企業コントロールMのファストフードブランド「スラムバーガー」が、韓国・ソウル市に2号店を開業した。5月に1号店をオープンして以降、若者からの人気を得ている。

スラムバーガーは当初から海外市場への進出を目指して発足したブランドで、MZ世代(ミレニアル世代とZ世代、1980~2000年代生まれ)がターゲットとなる。韓国料理に使われる食材と手作りハンバーガーを合わせた独自のメニューで、来店客の68%が20~30代で構成される。

配達やマーケティングなど外食業運営における全過程をデジタル化し、効率を高める生成AIソリューション「レストジーニー(RestoGenie)」を適用。年内には三つのソリューションを、フランチャイズチェーン(FC)用バージョンとして提供開始する。2026年には外食事業者向けに八つのソリューションを、BtoCバージョンへと拡大する計画だ。

レストジーニーは発注、配達、マーケティングを管理し、AIカメラで顧客データを分析しマーケティング戦略を立てる。1号店ではこうしたデータに基づいた運用で、転換率41%を記録した。マーケティングソリューションを適用した結果、売上高と利益が約2倍に増えたという。



Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101