中央災難安全対策本部の会議で発言する尹氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
中央災難安全対策本部の会議で発言する尹氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹昊重(ユン・ホジュン)行政安全部長官は3日、中央災難(災害)安全対策本部の会議を主宰し、中部・大田にある国家情報資源管理院で先月26日に発生した火災で被害を受けた政府の電算システムについて、秋夕(チュソク、旧暦8月15日)の連休期間(3~9日)を復旧のゴールデンタイムとし、並々ならぬ覚悟で対応に当たると明らかにした。

  

 同本部によると、復旧に向けて約800人の専門家と公務員が投入され、民間の専門家や研究機関の関係者も加わって作業を急いでいるが、システム復旧率は17.8%と低調な状況だ。

 尹氏は「積極的な予備費投入により、復旧速度を最大限引き上げる予定」と強調。電算システムの正常化まで時間を要する見込みだとして、国民生活への影響が大きい主要システムについては代替サービスを提供する方針を示した。  

 また、政府のサービスの根本的な安定性強化のため、主要システムや運営施設を整備し、改善策を講じると説明した。


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