「体じゅうにあざ」死亡した娘、「病院に連れて行って」と頼むも無視されていた=韓国
「体じゅうにあざ」死亡した娘、「病院に連れて行って」と頼むも無視されていた=韓国
10代の娘を死亡させた容疑を持たれているローカル歌手兼アナウンサーの40代のA容疑者が拘束された中、娘の遺体から長期間暴行された痕跡が見られたという。また、娘は死亡する前に病院に連れて行ってほしいと頼んだものの無視された状況も伝えられた。

3日JTBCによると、A容疑者の娘が死亡する前、A容疑者は娘とともに地域の消防イベントを手伝うため先月21日にキョンナム(慶南)ナムヘ(南海)を訪れたが、2泊3日のスケジュールだったにもかかわらず宿泊施設を予約せず、イベントの準備を理由にイベント会場に常駐していたことが明らかになった。

A容疑者が仕事をする間、車にいたとみられる娘はA容疑者に数回電話をかけ、「具合が悪い」、「死にそうだ。病院に連れて行ってほしい」などと助けを求めた。

しかし体調の悪い娘を病院に連れて行くなどの措置は取らず、この娘を目撃した人もいなかった。CCTVにも娘の姿は映っていなかった。

当時、A容疑者はイベントが終わった後になってやっと南海郡の病院の応急室に娘を連れて行ったが、すでに娘は死亡した状態だった。

しかし医療陣は死亡した娘の体じゅうに長期間暴行された痕跡とともに、やけどの跡も発見した。

病院側はやけどの跡について、「熱湯のようなものでやけどをし、皮膚が赤くなったようだ」と伝えた。

また、A容疑者は娘がすでに呼吸も脈拍もない状態であるにもかかわらず、「死んでいない」と強く抗議するなど不安な様子も見せた。

警察は翌日未明にA容疑者を緊急逮捕し、保護義務のある子どもにきちんと治療を受けさせず死亡させたとみて先月25日、A容疑者を拘束した。
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