消費者物価指数の上昇率は6月と7月は2%台で推移した。8月はサイバー攻撃により過去最悪の個人情報流出を起こした通信大手SKテレコムが、多くの加入者が他社に乗り換えたことを受けて同月の1カ月間、全加入者を対象に料金を一時的に半額に引き下げる措置を実施した影響で1.7%に下がったが、9月は再び2%台に上昇した。
9月は加工食品の物価が4.2%上昇し、物価全体の上昇率を0.36ポイント押し上げた。特にパン(6.5%)、コーヒー(15.6%)の上昇率が高かった。
畜産物は5.4%、水産物は6.4%それぞれ上がり、物価全体の上昇をけん引した。
購入頻度が高く、支出の割合が大きい品目を中心に構成される生活物価指数の上昇率は2.5%で、前月(1.5%)より上昇幅が拡大した。
経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(食品とエネルギーを除く)は2.0%上昇した。
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