起亜の関係者は「国内では前年9月に秋夕(チュソク、旧暦8月15日)連休があった反動で9月の販売が増え、海外では多目的スポーツ車(SUV)のハイブリッドモデルや電気自動車(EV)専用モデルの『EV3』『EV4』などエコカーの販売好調が続いた」と説明した。
国内と海外を合わせて最も販売台数の多かった車種は多目的レジャー車(RV)「スポーテージ」(4万9588台)だった。国内市場での販売台数はワンボックスカー「レイ」(4003台)、中型セダン「K5」(3127台)、大型セダン「K8」(2159台)など計1万2354台となっている。
海外販売はスポーテージ(4万3172台)が最も多かった。
今年7~9月期の販売台数は国内が13万8009台、海外が64万6979台の計78万4988台で、前年同期比2.8%増加。これまで最も多かった2023年(77万8213台)を上回り、7~9月期として過去最高を記録した。
7~9月期に海外で最も販売台数が多かったのはスポーテージ(14万2667台)で、SUVの「セルトス」(8万260台)、同じくSUVの「ソレント」(5万7822台)と続いた。
起亜の関係者は、今後は「EV4」や「EV5」、EVバン「PV5」などEVのラインアップを前面に押し出すことで販売増を図ると説明した。
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