朝鮮労働党機関紙“労働新聞”は9月30日、“朝鮮労働党の卓越した指導力と果敢な実践力は、全面的国家発展の新たな転機を開く強力な力だ”というタイトルの1面記事で「国家の発展を力強く押し出す最も強力な力は、南(韓国)からの援助や資金・技術や莫大な財富にあるのではない」と主張した。
つづけて「主体がしっかり準備されていれば、いくら客観的条件や環境が不利であったとしても、無から有を生み出し不可能も可能にできる」として、「主体的力」の強化を住民たちに求めた。
また「国家第一主義を掲げていくことは、意味のないプライドや対面を繕(つくろ)うことではなく、全面的な国家復興時代に合わせ一層奮起(ふんき)し、天下第一強国を打ち立てるための総攻撃戦に邁進していくことにある」と説明した。
このような内容は、キム総書記が最近の最高人民会議の演説で米朝対話の可能性を匂わせ、中国の戦勝節記念式を機に他国間外交の舞台にデビューするなど積極的な対外活動を示している中、外部に依存しようとする雰囲気を遮断し、誇り持たせて内部の結束を固めようとする意図だとみられる。
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