米ホワイトハウスで8月に開かれた韓米首脳会談の様子(共同取材)=(聯合ニュース)
米ホワイトハウスで8月に開かれた韓米首脳会談の様子(共同取材)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国南東部・慶州で来月31日に開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて開かれる見通しの韓米、韓中、米中首脳会談がソウルではなく慶州で開かれる可能性が高いことが30日、外交筋の話で分かった。

 韓米は李在明(イ・ジェミョン)大統領とトランプ米大統領の首脳会談を慶州で開催する方向で調整しているという。

 また中国の習近平国家主席も韓国滞在中は慶州にとどまるとみられ、韓中首脳会談と米中首脳会談も慶州で開かれることが予想される。

 中国側は韓国滞在中の宿泊先としてよく利用するソウルの新羅ホテルにAPEC首脳会議の期間中の利用を問い合わせていたが、最近になってキャンセルしたことが分かった。

 トランプ氏は第2次政権発足後初めての来韓、習氏は11年ぶりの来韓であるため、韓米、韓中、米中首脳会談は慶州ではなく、ソウルで開かれるとみられていた。

 また韓国政府が今回のAPEC首脳会議で国賓として来韓する首脳は最大2人との立場を示したことから、米中首脳が国賓として訪れる可能性も取り沙汰されている。

 外交当局は両首脳を国賓として慶州に招くことができるかについて検討しているという。

 ただ、トランプ氏の日程が確定していないため、状況によって韓米、米中首脳会談の場所が変わる可能性もある。

 米側は慶州のほかに、ソウルにも宿泊先を手配したという。

 外交筋は米中首脳会談の日程と場所が決まった後、韓米、韓中首脳会談も詳細が確定する可能性があると話した。


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