中国・交通運輸部、1-8月の交通運輸の主要指標「安定的な増加」＝中国報道

交通運輸部は28日に開かれた記者会見で、「ことしに入って交通運輸業界の経済運行は全体的に安定している」と明かした。

営業用の貨物輸送量は安定的に増加した。1-8月の営業用の貨物輸送量は前年同期比3.8％増の380億6000万トンだった。うち、鉄道が2.6％、道路が3.9％、水路が3.8％、民間航空が14.5％、それぞれ増加した。

港湾の貨物取扱量が比較的高い伸びを示した。1-8月の貨物取扱量は同4.4％増の120億3000万トンに達した。うち、国内貨物取扱量が5.2％増、国外貨物取扱量が2.7％増となった。また、コンテナ取扱量は同6.3％増の2億3000万TEUだった。うち、国内が3.2％増、国外が8.4％増だった。

地域を跨いでの移動人員数は持続的に増加している。1-8月に地域を跨いで移動した人の数は、前年同期比3.6％増の延べ455億5000万人にのぼった。移動手段別では、鉄道が6.7％増、民間航空が5.3％増、道路が3.4％増となった。

その他、交通に関する固定資産投資の規模が高水準で推移した。1-8月の交通固定資産投資は2兆2600億元（約47兆1000億円）にのぼった。鉄道が5041億元（約10兆5000億円）、道路が1兆5412億元（約32兆1000億円）、水路が1433億元（約3兆円）、民間航空が707億元（約1兆5000億円）となっている。