警察が保管する民間所有の銃器　ＡＰＥＣ首脳会議中の持ち出し禁止に＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国南東部・慶州で１０月末に開幕するアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議に合わせ、１０月２９日から１１月３日まで警察署で保管されている民間所有の銃器の持ち出しが禁止される。警察庁が２９日、明らかにした。

　韓国では銃器の自宅などでの保管が禁止されており、民間が所有する銃器は警察署に保管しなければならない。テロ防止対策の一環として、警察署で保管されている民間所有の銃器８万４２９７丁は同期間、持ち出しが禁じられる。

　持ち出し済みの銃器は１０月２５日までに再び警察署に預けなければならない。

　ただ、空港で使用する鳥獣類の駆除用の銃器や住宅街に出たイノシシの捕獲用の銃器などは例外として使用できる。

　ＡＰＥＣ首脳会議の期間中は火薬類の運搬も禁止される。１０月３１日から１１月３日午前まで、会場から半径２キロ以内で火薬類を使用することはできず、運搬もできない。