3128万人の「民族大移動」…10人中4人は「旅行」＝韓国の “長期”秋夕連休

韓国では最長で10日間となる、かつてない秋夕（チュソク・中秋節）の長期連休を迎えようとする中、3000万人を超える国民が国内外に移動するものとみられる。

国民の10人中4人ほどが秋夕連休期間に国内外旅行を計画していて、移動は多くが「乗用車」を利用することが予想された。

韓国の国土交通部（省）は29日「来月2日から12日までの11日間を『秋夕連休特別交通対策期間』と定め、便利な帰省・帰郷を支援する」と明らかにした。

韓国交通研究院の調査によると、今回の対策期間には帰省・帰郷・旅行などにより計3218万人が移動することがわかった。

これは、対策期間が6日間であった昨年の秋夕連休より8.2％増加した数値で、中でも秋夕当日（10月6日）に最も多い933万人が移動するものとみられる。

一方、国民の40.9％は秋夕連休期間に旅行を計画していることが調査され、そのうち国内旅行が89.5％、海外旅行が10.5％と示された。

また国内での移動は、その多くが乗用車（84.5％）を利用するものとみられる。