【ソウル聯合ニュース】韓国で超大型連休となる10月の秋夕(チュソク、旧暦8月15日)連休に3000万人以上が帰省や旅行で移動する見込みだ。国民の4割が国内・海外旅行を計画している。国土交通部は29日、10月2~12日の11日間を特別対策期間に指定し、安全で快適な帰省を支援する方針を示した。

 今回の連休は10月3日の建国記念日「開天節」から週末と秋夕、9日の「ハングルの日」までの7連休で、10日の金曜日を休めば最大10連休となる。

 韓国交通研究院の予想によると、今年の対策期間の帰省・旅行客は3218万人で、昨年の対策期間(6日間)より8.2%増加する。秋夕当日となる10月6日に最多の933万人が移動する見込みだ。ただ、長い連休のため人の移動が分散し、1日平均は昨年より2%少ない775万人となりそうだ。

 連休期間に旅行を計画している人は40.9%だった。国内が89.5%、海外が10.5%。

 国内の移動では84.5%が乗用車を利用するとみられる。1日平均の高速道路の利用客も分散し、昨年より2.4%少ない542万人台と予想される。

 主要都市間の最大所要時間は帰省ラッシュが10月5日のソウル-釜山の下り線で8時間10分、Uターンラッシュは6日の釜山-ソウルの上り線で9時間50分と予想される。

 国土交通部は10月4~7日に高速道路料金を無料にする。休憩所なども増やす計画だ。

 同部の担当者は「皆が安全かつ便利に帰省・Uターンできるよう交通ルールを順守し、安全運転してほしい」と述べ、交通情報をしっかり確認するよう呼びかけた。


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