見解の一致に関する具体的な内容については明らかにしていないが、来月末に韓国・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で行われる予定の韓中・米中首脳会談への対応を話したとみられる。また、米朝対話の再開に関する内容も議題に上がった可能性がある。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は今月上旬、中国の抗日戦争勝利80年記念式典に出席するため訪中した。習近平国家主席と約6年ぶりに会談し、中朝関係の強化・発展を強調した。
崔氏はこの際の金正恩氏の発言に改めて触れ、中朝親善協力関係の発展に向け、積極的に努力していくと述べた。
王氏も中朝首脳会談に言及し、「両国関係を新たな高い段階で発展させていくための方向と設計図を提示した」と強調。「中朝親善を発展させていくことは中国共産党と政府の揺るぎない立場」と述べた。
崔氏は王氏の招きで27日に北京入りした。30日まで滞在する。崔氏が単独で訪中するのは2022年6月の就任以来初めて。
北朝鮮は来月、朝鮮労働党創建80年(10月10日)に合わせ、大規模な軍事パレードを開催するとみられる。中国の要人が出席するとみられるなか、習氏の訪朝が実現するか注目される。
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