テジョン(大田)の国家情報資源管理院の火災により、鉄道やバスなどの乗車割引券の予約・購入と航空機に搭乗する際に身分証明証などの持参が必要になる。航空機に搭乗する際、モバイル身分証明証の確認が不可能な状況に陥っているためだ。

韓国の国土交通部は26日、大田の国家情報資源管理院で発生した火災により、70の政府のコンピュータ網の復旧作業が進められている中、政府のコンピュータ網と連係している鉄道・バス・航空などの交通サービスに障害が発生していることを明らかにした。

鉄道・バス・航空などの乗車券・搭乗券の予約や販売などのサービスは正常に機能しているが、一部の交通サービスに障害が発生している。

バス・鉄道は郵便局のデビットカードでの決済や、多子家庭・国家有功者・障害者割引を新規申請する際に障害が発生している。航空機に搭乗する際の身分の確認時にモバイル身分証明証の確認もできない状況だ。

タクシー運輸従事者管理システムのエラーにより、運転手の資格申請および登録、資格証の発給などができなくなっている。また、貨物運送実績管理システムや国家物流統合情報システムへのアクセスもできない状況が続いている。

これにともない国土交通部は「鉄道やバスなど乗車券の予約・販売時および航空機の搭乗時には身分証明証などの証明書類が必要な状況になっている」とし、「システムが復旧するまで、航空機に搭乗するための身分確認の認定範囲を拡大して対応する」と明らかにした。

身分証明証のコピーやファックス、電子家族登録システム・交通苦情24・セウムト・ホームタックス・国民健康保険などは政府機関の代替ホームページや銀行などの民間のアプリなどで確認することができる。

現在のところ、宅配や貨物輸送などには問題が生じていない。

国土交通部は「国民に不便が発生しないよう、モニタリングを持続して行う計画」とし、「関係機関と協力して早急にシステムの復旧を目指す一方で、国民の不便を最小化できるよう総力を挙げる」と明らかにした。
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