李氏は李大統領が先月、歴代大統領の中で初めて2国間外交を目的に日本を最初に訪問したことを取り上げ、「石破茂首相が30日に釜山を訪問すれば、両国首脳間のシャトル外交が再開される」と意義を強調した。
また先月の首脳会談で韓日のパートナーシップが重要との認識で一致した両首脳が釜山でさらに具体的な協力策について協議するとの見方を示した。
そのうえで、「世界情勢を見れば韓日両国は過去とは異なり、新たなパートナーシップを追求するよう求められている」とし、地域の平和と安定にとって両国の協力が必要だと力説した。
李氏は日本との関係において歴史問題と未来指向の協力を切り離して対応する「ツートラック」を維持すると説明した。
また「両国間には様々な難しい問題も潜在している」として「歴史問題は当然、韓国政府が持つ立場に従い、厳正に対応する」と強調した。
そのうえで、難しい問題はうまく解決して管理するものの、問題が政治・外交だけでなく経済・産業、社会・文化、科学技術、教育など多様な分野の協力と交流に影響を及ぼさないようにすることが対日外交の基本方針だと強調した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40