会場の様子(写真:金融界)
会場の様子(写真:金融界)
アジア最大のブロックチェーンイベント「コリアブロックチェーンウィーク2025(KBW2025)」のメインカンファレンス「KBW2025:IMPACT」が歴代最高記録と共に2日間の熱い日程を終えた。

金融界によると、主催者であるウェブ3エコシステムビルダーFACTBLOCKが23~24日の2日間、ソウル市ウォーカーヒルホテルアンドリゾートで行われた今回のイベントに延べ2万8000人(外国人比率35%)が参加したと発表した。

昨年に比べて76%成長した数値だ。「KBW2025:IMPACT」チケットは、イベント1週間前の9月16日に準備したチケットが完売し、熱い関心を立証した。

暗号資産取引所「Bithumb(ビッサム)」の共同主催で、展示ブース数も約60カ所から約110カ所へと拡大し、約83%増加した。合わせて450個以上のサイドイベントがソウル全域で同時多発的に開かれた。

今回のイベントは▲Sui STAGE ▲STABLE STAGE ▲0G STAGE ▲BDACS STAGEの全4ステージで300人以上の講演者が参加し、130個余りのセッションにつながった。

FACTBLOCKは来年からKBWのメインカンファレンスの名称を「KBW:IMPACT」から「KBW」に変更するという計画も発表した。FACTBLOCKのチョン・ソンイク代表は「KBWはもはやIMPACTという副題の下で開かれる行事ではない。KBW自体がすなわちグローバルブランドであり、世界ブロックチェーン生態系の象徴」とし「私たちは来年からIMPACTではなくKBWという名前で進んでいくだろう」と述べた。

今回の行事では、米国ドナルド・トランプ大統領の長男トランプ・ジュニア(Donald Trump Jr.)と次男エリック・トランプ(Eric Trump)が映像で参加し、話題を集めた。
エリック・トランプWorld Liberty Financial(WLF)共同創業者は映像祝辞を通じて「韓国は他の国より仮想資産に対する関心が大きく、法・制度を早く整備している」として「韓国はアジアブロックチェーン市場で米国に匹敵する確固たるリーダーとして位置づけられるだろう」と述べた。

Donald Trump Jr.アメリカンビットコイン共同創業者はオンラインで行ったパネル討論で、「わずか3カ月前まではビットコインを『詐欺』と主張していたグローバル大型銀行の一部は今、彼らが運営する機関を通じて数十億ドル規模のビットコインを買い入れている」として「米国をビットコインインフラ先導国家にすることが次の目標だ」と強調した。

イベントカンファレンスパートナーであるSuiのAdeniyi Abiodun共同創業者兼CPOは、次世代データ可用性プロトコル「Walrus」を紹介し、「Walrusはブロックチェーンの拡張性とデータ保存性を同時に解決できる革新的な接近」とし「韓国の開発者コミュニティがこれを活用してグローバルリファレンスを作っていくことを期待している」と述べた。

米ホワイトハウス出身でTETHER(USDT)のBo Hines CEOは、ことし第4四半期の正式発売計画を発表した。 彼は「USATを通じて、誰でも安全で合法的なデジタルドルを日常的に使えるようになる」とし「ことし第4四半期に正式発売を通じて、グローバル決済インフラの革新を加速化する」と明らかにした。
0G のMichael Heinrich共同創業者はFIRESIDEチャットを通じて、ブロックチェーンとAIの融合で無限に拡張可能な人工知能生態系を形成することができるとし、その可能性を強調した。彼は最近公開したモジュール型AI運営体制とデータ可用性革新を事例として挙げ、0Gが次世代脱中央AIインフラ構築を先導している」と強調した。

FACTBLOCKのチョン・ソンイク代表は「歴代最大規模で開催されたKBW2025:IMPACTを通じてブロックチェーンとAIの接点、そして実物経済への拡張をリアルに確認することができた」とし「今回のイベントを通じて、韓国がグローバルブロックチェーン革新の中心地であることを再び立証した」と述べた。

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