多国間外交の舞台にデビューした李大統領は国連総会での演説で、「民主主義韓国」の国際社会への復帰を宣言。「交流(Exchange)、関係正常化(Normalization)、非核化(Denuclearization)」を意味する包括的な朝鮮半島平和ビジョン「ENDイニシアチブ」を提唱した。
韓国大統領としては初めて国連安全保障理事会の公開討論を主宰し、人工知能(AI)技術の平和的利用を呼び掛けた。
ウズベキスタン、チェコ、イタリア、ポーランドの首脳と連続会談を行い、原子力、防衛産業、鉱物、インフラなど、経済協力の強化を確認した。
世界最大の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)とも面会した。同社は韓国に対する大規模なAI投資を約束した。
また、ニューヨーク証券取引所を訪れ、韓国への投資を呼び掛けた。
ただ、米との関税交渉めぐりこう着感が強まるなか、トランプ大統領との会談は実現しなかった。代わりにベッセント米財務長官と面会し、韓米通貨スワップの必要性など、韓国の立場を伝えた。
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