サムスンが米マシモのオーディオ部門を買収完了、デノンなのブランド確保=韓国報道
サムスンが米マシモのオーディオ部門を買収完了、デノンなのブランド確保=韓国報道
サムスン電子の子会社で、車載部品と音響機器の製造を手掛けるハーマン・インターナショナル(以下、ハーマン)が、バウワース&ウィルキンス(B&W)、デノン、マランツなどのブランドを抱える米医療機器大手マシモのオーディオ事業部の買収を完了した。契約金額は、3億5000万ドル(USD、約517億6184万円)だ。

オーディオ事業部は、ハーマンのライフスタイル事業部内で独立的な事業部として運営される予定だ。各ブランドのノウハウやロイヤルティある顧客を維持する目的がある。

ハーマンはJBLやハーマンカードン、AKGなど高級ブランドを保有し、2024年にはポータブルオーディオ市場で、トップシェアとなる約60%を確保した。市場規模が大きいヘッドフォンや無線イヤフォンなどのシェアも高めている。

今回の買収でサムスン電子は、115年の歴史がありCDプレーヤーを発明したデノンや高級アンプなど高品質の音響製品で有名なマランツなどを確保した。

ハーマンは今回の買収を通じて、消費者向けオーディオ市場において1位の座を固める計画だ。消費者向けオーディオ市場は2025年の608億ドル(約8兆9916億円)から、2029年には700億ドル(約10兆3522億円)まで成長するとみられている。


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