政府と与党ハンナラ党は6日の韓米FTA特別班会議で、米大統領選結果とは関係なく批准同意案を年内に処理する方針を改めて確認、再交渉論を絶つための早期批准と野党の協力を求めた。
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同党の趙允旋(チョ・ユンソン)報道官は、超党的な対処に向け国会外交通商統一委員会の与野党幹事団が17日に訪米し、批准同意案が早期に処理されるよう説得することに決めたと明らかにした。訪米に先立ち、批准同意案を常任委員会に上程する計画だとういう。
訪米団の構成と活動に関連し、韓米FTA特別班委員長を務める黄震夏(ファン・ジンハ)議員は、外交通商統一委員長と与野党の幹事らが訪米すると説明。オバマ氏周辺のFTA関係者や多くの上下院議員らに会い、特にFTA批准に関して責任あるポジションにいる議員らと会えるよう、両国の外交チャンネルを通じ協議を進めていると述べた。
一方、民主党は米大統領選の結果で状況が変わったとし、ハンナラ党が進める先制的な批准には同意できないとの立場だ。元恵栄(ウォン・ヘヨン)院内代表は同日の議員総会で、「オバマ氏は韓米FTAについて否定的な意見を繰り返してきた」と述べ、米国の変化を綿密に検討し、対応を考慮した上で国民の合意を得るべきだと強調した。こうしたことから、韓米FTAの批准同意案処理問題は通常国会の最大争点のひとつに浮上する見通しだ。
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