外信は共通して、李大統領の演説が、朝鮮半島で不必要な緊張の悪循環を終わらせようとする強いメッセージを含んでいたと評価した。
ロイター通信は、李大統領が北朝鮮の核問題について、短期間での解決は難しいという現実を認めながら、「段階的解決策(phased solution)」を提示したと報じた。李大統領は、対北ビラと拡声器放送の中断事例に言及し、「持続的に軍事的緊張を緩和し、南北間の信頼を回復する道を探る」と述べた。ロイター通信は、このようなメッセージが、北朝鮮との不必要な軍事的緊張の悪循環を終わらせ、平和的共存と共同成長を達成しようとする誓いだと評価した。
ブルームバーグ通信もまた、李大統領の演説を大きく扱い、「李大統領が壊れた南北の信頼を回復し、相互信頼の立場へと転換することを約束した」と伝えた。
ブルームバーグ通信は、「李大統領が壊れた南北間の信頼を回復し、相互信頼の立場へと転換することを誓い、朝鮮半島の不必要な軍事的緊張と敵対行為の悪循環から脱するようにする」と力説したと報じた。
ブルームバーグ通信は特に、李大統領の発言がトランプ大統領の演説と対比された点を指摘した。トランプ大統領が、国際社会における制御されない移民を「われわれの時代の最大の問題」と非難した一方で、李大統領は「大韓民国に居住する内外国人すべてが、社会の平等な構成員として人生のあらゆる場面で尊重されるよう、制度と文化をさらに発展させていく」と強調したということである。
トランプ大統領は演説で、自身の移民政策について「われわれのメッセージは非常に単純だ」と述べ、「もしあなたが不法にアメリカに入ってきたなら、刑務所に行くか、来た場所に戻るか、あるいはもっと遠くへ行くことになるだろう」と改めて強調した。
またブルームバーグは、最近アメリカ・ジョージア州の現代自動車-LGエナジーソリューションのバッテリー工場で、韓国人労働者たちが大量に拘束された事件に言及し、これにより両国関係に緊張が高まったと報道した。あわせて、この事件が、7月末に通商・投資協定締結時に約束された数十億ドル規模の韓国投資を危うくする可能性があるという懸念も提起されたと伝えた。
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