ルニットが米アジリエントと提携、コンパニオン診断システムを共同開発=韓国報道
ルニットが米アジリエントと提携、コンパニオン診断システムを共同開発=韓国報道
医療AI(人工知能)企業のルニットは、分析機器などを製造する米国のアジリエント・テクノロジーズ(以下、アジリエント)と、AIを使ったコンパニオン診断ソリューションの共同開発を行うと発表した。

ルニットのAI技術とアジリエントによる診断機器の技術力を合わせ、新薬開発に必須となるバイオマーカー分析の需要に対応する先端ソリューションを共同開発することを目指す。

当初は、臨床試験に活用できるAIソリューションの開発に集中。中長期的には世界的な製薬会社を対象とし、抗がん剤の開発と同時にコンパニオン診断の許認可を取得し、商用化モデルへ拡大していく。ルニットは今回の協力を通じて、世界のコンパニオン診断での地位を強化したい考えだ。

ルニットのソ・ボムシク代表は「バイオマーカーは精密腫瘍学の中核となるものだが、これまで相当部分が手作業での分析に依存してきた。アジリエントの診断プラットフォームとルニットのAI病理分析技術が合わされば、製薬会社が従来よりも正確かつ迅速に新薬を提供することができるだろう」と述べている。

ルニットは今回の提携を機に世界の製薬会社との協業範囲を広げ、長期的には臨床、研究段階での協力成果を収益化していきたい考えだ。

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