キム氏はこの日の午前、国会で開かれた党の院内対策会議で「イ大統領が『(韓国で開かれる)APEC首脳会議のため、全国民大掃除運動をしてほしい』と提案し出国した」として、先のように語った。
キム氏は「口では『国民主権』と叫びながら、実際には国民を動員の対象としてしかみていない」とし「民主主義が未成熟なかつての第3世界の国で見られるようなことが、今韓国で再現されている」と指摘した。
つづけて「『APEC首脳会議開催期間中、ホテルですでに予約されていた結婚式の日程まで政府が取り消すようにした』という報道まで伝えられている」とし「国の行事なら、一生に一度の瞬間のため心待ちにしてきた国民の思いや権利を、自分勝手に踏みにじってもいいというのか」と批判した。
また「かつて毛沢東は『あの鳥は害鳥だ』としてスズメを捕まえたが、結局は『人』まで捕まえた。イ大統領の大掃除運動も、これと変わりはない」とし「内では権力を守るための立法暴走を続け、外ではマスゲームをするように国民を動員している」と非難した。
つづけて「与党は今、大統領の司法リスクを無くすため『背任罪の廃止』推し進めようとしている。罪を否認する罪人はみたことがあるが、法を廃止する罪人をみるのは初めてだ」とし「まさにこのような猟奇的な政治なら、消えるべき大掃除の対象だ」と付け加えた。
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