金氏は21日に送った答電で、今月初めに中国で開かれた抗日戦争勝利80年記念行事に参加して習氏と「意義深い再会」をし、「中国の党と政府、人民の変わらぬ支持と格別な親善の情を十分に感じることができた」と振り返った。
続いて、「伝統的な朝中(中朝)親善協力関係を時代の要求に合わせてさらに強化・発展させることは、朝鮮労働党と朝鮮民主主義人民共和国政府の確固不動の立場」とし、「われわれは中国の同志たちと共に社会主義の偉業を実現する共同の闘争の中で、朝中親善関係の発展をより活発に推進することで両国の人民により大きな福利をもたらすことになると信じる」と強調した。
一方、金氏は答電を送ったこの日、最高人民会議(国会に相当)での演説でトランプ米大統領に対し「米国と向き合えない理由はない」と述べ、韓国の李在明(イ・ジェミョン)政権に対しては「統一はない」とくぎを刺した。
金氏の答電は昨年は336字と比較的短かったが、今年は499字に増加。昨年は登場しなかった「協力」といった表現が使われ、中朝が再び蜜月関係にあることを表した。
答電は北朝鮮住民向けメディアの朝鮮労働党機関紙、労働新聞の1面に掲載された。
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