現代自動車の米工場が現地での採用を開始、大規模取り締まり後初=韓国報道
現代自動車の米工場が現地での採用を開始、大規模取り締まり後初=韓国報道
現代自動車グループの米国法人、現代自動車メタプラント・アメリカ(HMGMA)が30日から、米国ジョージア州に在住する人を対象とした大規模な採用に乗り出すことが明らかになった。背景には、工場の建設現場における不法滞在者の取り締まりにより、韓国人労働者数百人が本国に強制送還されたことがあるとみられる。これを受けHMGMAは、現地での採用を拡大していく考えだ。

HMGMAは大規模採用について「多様な職務を準備しており、現場で面接と採用を進める予定だ。特に軍関係者などの出身者は歓迎する」と述べている。

今回の大規模採用は、米国合衆国移民・関税執行局(ICE)が4日に同社の工事現場におて不法滞在者の大規模な取り締まりを行い、韓国人労働者約300人を拘束・送還して以降、初となる。

これに先立ちHMGMAの現地採用者は「これまでの2年間、HMGMAは現地の在住者2800人を採用しており、経営陣も96%が現地出身者。外国人の専門人材は、設備の設置や教育を支援する合法的な労働者だ」と述べていた。

一方で現代自動車のホセ・ムニョス最高経営責任者は、今回の大規模取り締まりの余波で工場の建設が最低でも2~3か月ほど遅延するとの展望を示している。


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