同党の院外集会は5年8カ月ぶりとなる。これに先立ち、国民の力の前身である自由韓国党の代表だった黄教安(ファン・ギョアン)元首相が、2020年1月にソウル市の光化門広場で集会を開いていた。
同日午後、同党のチャン・ドンヒョク(張東赫)代表やソン・オンソク(宋彦錫)院内代表など党指導部と所属議員らは、東大邱駅前で開かれた「野党弾圧・独裁政治国民糾弾大会」に参加した。糾弾大会開始前から、会場周辺には全国各地から集まった赤い服をまとった党員が集結した。同党はこの日の集会に7万人以上が集まったと明らかにした。
同党は会場に「司法破壊、法院掌握反対対国民署名運動」というブースを設置し、署名を集めた。
東大邱駅から糾弾大会の場所まで、至る所に警察と党のボランティアが配置され、安全フェンスも設置された。「憲法破壊、一党独裁中断せよ」と書かれた横断幕を掲げたアドバルーンが空に浮かんだ。
糾弾大会に参加した議員らは壇上に上がり、政府・与党に向かって痛烈な批判を浴びせた。
シン・ドンウク(申東旭)最高委員は「全国の『2 チク(国民の力の支持者を卑下する表現で、2番を選んだ者)』の同志の皆さん、お元気でしたか」と述べ、「あの民主党の連中が皆さんを皆殺しにすると言ったので、皆さんが安全か確認しに来ました」と語った。これは、チェ・ガンウク(崔康旭)元共に民主党教育研修院長が先月、あるブックトークの場で「『2 チク』たちは皆まとめて生き埋めにすれば、大韓民国の民主主義は完全に成功し、一段階飛躍するのではないか」と発言したことを念頭に置いたものだ。
キム・ミンス(金玟秀)最高委員は「私は李在明氏を大統領とは呼ばない」と宣言し、「12の容疑、5つの裁判。有罪趣旨破棄差し戻し裁判さえ再開されれば当選無効ではないか」と主張した。
党員らは、舞台前のスクリーンに「大法院長辞退」などを要求する共に民主党議員の映像が流されると、大声や罵声を浴びせるなど激昂した様子を見せた。現場では、ユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領の釈放を要求する参加者の声も聞こえた。
これに先立ち、国民の力は各市・道党と党協に協力公文書を送り、集会の性質と主題に反するプラカードや旗を使用しないよう事前に指示していた。しかし、現場でそれらを積極的に制止する様子は見られなかった。
党は糾弾大会を終えた後、「国民の力で自由民主主義を守ろう」と書かれた大型横断幕を広げる「レッドウェーブ」パフォーマンスを行った。
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