「秋夕がもっと怖い」...「71万ウォン」過去最大級の支出にため息
「秋夕がもっと怖い」...「71万ウォン」過去最大級の支出にため息
ことしの秋夕(チュソク、中秋節)連休期間は長いため、消費者の支出負担が重くなるだろうという調査結果が出た。今回の秋夕連休期間は7日となり、昨年より2日長い。

21日、消費者公益ネットワークが全国の消費者1000人を対象に実施した「2025年秋夕支出計画」調査によると、ことしの秋夕全体支出予算は平均71万2300ウォン(約7万5000円)と集計された。これは昨年の秋夕連休時の56万3500ウォン(約6万円)より14万8800ウォン(約1万5000円、26.4%)増えた数値だ。

1日当たりの平均支出で計算すれば、昨年の11万2700ウォン(約1万2000円)からことしは10万1800ウォン(約1万1000円)に減少したが、連休期間が2日長くなったため、総支出額は増加した。

回答者の62.4%は「昨年より予算を増やす計画」と回答し、8.2%は「2倍以上使う予定」と回答した。

予算が増えたのは、連休期間が長くなったことのほか、品目別費用の上昇や両親へのお小遣い、プレゼント費用など、秋夕関連固定支出の増加などが原因と見られる。

予算の詳細を見ると、「両親へのお小遣いとプレゼント費用」が38万6100ウォン(約4万1000円)となり、全体予算の54.2%を占めた。続いて▲茶礼床(先祖へのお供え物)の費用(29万4600ウォン、約3万1000円)▲親戚の子どもへのお小遣い(27万400ウォン、約2万9000円)▲内食費用(24万7200ウォン、約2万6000円)の順だった。負担になる支出項目を尋ねる質問でも「両親へのお小遣い」が22.1%で1位を記録した。

全体的な経済的負担感は高い水準だった。回答者の86%が長い連休による経済的負担を感じていると答えた。▲非常に負担(16.5%)、▲負担(34.7%)、▲やや負担(34.8%)となり、▲負担を感じないという回答は14%に過ぎなかった。

世代別では40代の負担感が71.1%で最も高く、20代は38.6%で最も低く、経済活動主力層の負担が集中する様相を見せた。

茶礼床の文化も異なった。回答者のうち86.4%は茶礼床の簡素化または代替を考慮していることが分かった反面、伝統形式を固守するという割合は13.3%にとどまった。簡素化の理由としては家事負担、経済的負担、時間不足が複合的に挙げられた。
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