李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は19日、南北首脳による平壌共同宣言と軍事合意締結から7年を迎え、「軍事合意の精神を復活させるため、対話と協力を通じた朝鮮半島の恒久的な平和定着に向け、政府がなすべきことを国民と着実に進めていく」とフェイスブックに投稿した。

 平壌共同宣言は2018年9月に当時の文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が署名。軍事境界線付近での軍事活動を制限する軍事合意も締結した。

 李大統領は「残念なことにここ数年、南北の対立が高まり、軍事合意が無力化された。南北の信頼が損なわれて対話も途絶えた」と指摘。日本の植民地支配からの解放記念日「光復節」の8月15日に行った演説で、北朝鮮の体制を尊重し、吸収統一を求めず、一切の敵対行為を行う意思がないことを約束したことに言及し、「約束は有効だ」と表明した。

 また、「分断を悪用する勢力から民主主義が脅かされることがないようにする」と強調した。


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