19日韓国法曹界によると、キム・ゴンヒ(金建希)特別検察官チームは18日、旧統一教会のハン・ハクチャ(韓鶴子)総裁に拘束令状を請求し、政治資金法や請託禁止法違反などの4つの容疑を適用した。
特別検察官チームはまず旧統一教会のユン元本部長が2022年1月に権議員に違法な政治資金1億ウォン(約1000万円)を提供することに関して韓総裁の事前承認があったと判断した。
特別検察官チームはこの金の一部が尹元大統領に流れたのではないかと疑っている。
ユン元本部長は当時、これを一般の現金5000万ウォンと官封券5000万ウォンに分けてシルクの布で包んだ後、権議員に手渡したと調査されたが、シルクの布には「王」の文字が刺しゅうされていたという。
ハンギョレ新聞によると、ユン元本部長は特別検察官チームの調査で権議員に金品を手渡した理由について、「大統領選挙を支援する目的」という趣旨の陳述をした。
メディアは、「権議員は2022年3月22日、キョンギド(京畿道)カピョン(加平)のチョンジョングン(天正宮)を訪れ、韓総裁から金品が入っていると疑われる袋を受け取った後、同日午後、ユン元本部長を連れて大統領当選者だった尹元大統領に会ったと調査された」と報道した。
また、尹元大統領はその場で、「韓総裁に大統領選挙を支援してくれて感謝するという言葉を伝えてほしい」と話し、尹元本部長の旧統一教会懸案の請託には、「今後、そのような事項を議論し、任期中に実現できるようにしよう」と答えたという。
韓総裁は調査で容疑の大部分を否認していると伝えられた。
韓総裁に対する拘束前被疑者審問(令状実質審査)は今月22日午後1時30分からソウル中央地裁で開かれる。
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