デートDV関連の通報、3年で54%↑=韓国
デートDV関連の通報、3年で54%↑=韓国
韓国で、デート暴力(DV、ドメスティックバイオレンス)に関する警察への通報が着実に増加していることが明らかになった。

18日、「共に民主党」モ・ギョンジョン議員が警察庁から提出を受けた資料によると、デート暴力関連の通報件数は2021年の5万7305件から2024年には8万8394件へと、3年間で54.3%増加した。

ことし1月から6月までの通報件数は4万8165件と集計された。

年度別の通報件数を見ると、△2021年:5万7305件、△2022年:7万790件、△2023年:7万7150件、△2024年:8万8394件と、毎年増加傾向を示している。

デート暴力に関連した検挙人数も増加している。△2021年:1万538人、△2022年:1万2828人、△2023年:1万3921人、△2024年:1万4900人と集計された。

昨年の犯罪類型別の検挙人数は、△暴行・傷害:9998人(67.1%)で最も多かった。△その他の軽犯罪:2132人(14.3%)、△逮捕・監禁・脅迫:1440人(9.7%)、△住居侵入:794人(5.3%)、△性的暴力:536人(3.6%)などが続いた。

モ・ギョンジョン議員は「デート暴力の通報が着実に増加する中で、暴行だけでなく性的暴力・ストーカー行為などさまざまな類型の事件が同時に増えている」と述べ、「犯罪の様相に対する正確な分析と実態把握を通じて、より体系的な対応体制を整える必要がある」と強調した。

さらに「デート暴力は再犯の可能性が高く、被害者が長期間危険にさらされる可能性があるため、警察と関係機関が密に協力し、被害者保護と事前予防体制を強化しなければならない」とし、「警察庁と協力し、実効性ある制度改善と被害者支援政策を積極的に整えていく」と述べた。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78