韓国の輸液技術が世界標準に、重力式で安全な点滴注入=韓国報道
韓国の輸液技術が世界標準に、重力式で安全な点滴注入=韓国報道
医療機器の開発などを行うハンビットMDは、自社開発した「使い捨て輸液セット(製品名はアキュバルブ)」が8月、国際標準(ISO 8536-16)に認定されたと発表した。韓国で開発された輸液セットが国際標準に認定されるのは初めて。

ハンビットMDは2021年、韓国政府の産業通商資源部の国家標準技術力向上産業を通じて輸液セットの国際標準制定を提案。以降、積極的にISO(国際標準化機構)のワーキンググループにおける活動を行ってきた。

アキュバルブは電動式の輸液注入調節装置(アキュドリップ)と共に使用する輸液セットで、耐久性と安定性に優れた機器として評価を受けている。アキュドリップは重力のために発生する一定の圧力で注入量を制御する。このため機械的な圧力でて点滴を強制的に注入する、既存のインフューザーポンプより安全で正確に注入することができる。

米国MDアンダーソンがんセンターなどによる、世界的な静脈注入のガイドラインでは抗がん剤を静脈を通じて注入する際、インフュージョンポンプの代わりに注力式の使用を勧めている。

アキュドリームとアキュバルブは、韓国に置いて12、海外においては7の特許を取得した。2020年、食品医薬品安全処からの許可を受けている。


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