“引きこもり”青年の10人中1人は「自殺を考えたことあり」=韓国
“引きこもり”青年の10人中1人は「自殺を考えたことあり」=韓国
韓国では、いわゆる「引きこもり」青年の10人中1人は自殺を考えたことがあることがわかった。これは、「引きこもり」ではない青年の割合の4倍を上回る水準である。

保健福祉フォーラム9月号に掲載されたキム・サンア韓国保健社会研究院研究委員の「青年の引きこもりの様相の変化と政策課題」報告書によると、引きこもり青年のうち自殺を考えたことのある人の割合は2022年の8.2%から昨年は10.4%に増加した。

同期間における引きこもりではない青年の割合が、2.3%から2.5%に増加したことと比べると、顕著に高いことがわかる。

キム研究委員は、国務調整室が満19~34歳の青年世帯員のいる1万5000世帯を調査した「青年の暮らし実態調査」のマイクロデータを分析し、先のような数値を確認した。

キム研究委員は「『孤立と引きこもりは、誰でも経験し得る危機状態だ』という認識を広げ、青年未来センターは変化を必要とする青年がためらいなく助けを求めることができるような窓口を機能させるべきだ」と提案した。

■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556

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