崔康旭氏、性加害「二次加害発言」で党員資格停止1年=韓国
崔康旭氏、性加害「二次加害発言」で党員資格停止1年=韓国
韓国革新系与党「共に民主党」の教育研修院長を務めていたチェ・ガンウク(崔康旭)氏が、祖国革新党の性加害事件をめぐる「二次加害」発言で物議を醸し、党員資格停止1年の重い処分を受けた。

 共に民主党倫理審判院は16日、崔氏に対し、党員資格停止1年の懲戒処分を議決した。

 ハン・ドンス(韓東洙)党倫理審判院長は同日、汝矣島の中央党本部で開かれた会議後、記者団に対し、「党の役職者として品位を損ない、党の倫理規範に違反したと判断した」と述べ、「重い懲戒処分を議決した」と説明した。

 崔氏への懲戒は、17日の党最高委員会で報告された後、最終決定される予定だ。

 崔氏は先月、祖国革新党の大田・世宗市党のイベントでの講演で、党内の性加害事件について「事実関係を知っている人がどれだけいるだろうか。他人の話をかき集めて騒ぎ立てている」と発言し、二次加害だと批判を浴びていた。

 この発言が大きな問題となると、チョン・チョンレ(鄭清来)代表は今月4日、党倫理監察団に崔氏の真相調査を指示。崔氏はその3日後、「自粛し、反省する」として自ら院長職を辞任した。

 崔氏は、チョ・グク(曺国)祖国革新党非常対策委員長の息子に虚偽のインターン活動証明書を作成した容疑で、2023年9月に大法院(最高裁)で執行猶予が確定し議員職を失っていた。しかし、ことし8月の光復節に特別赦免されたばかりで、同月18日に共に民主党の教育研修院長に任命されたが、1か月も経たないうちに重い懲戒を受けることになった。
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