同地裁は「(公判を)最大限迅速に進める」と明らかにした。
初公判では非常戒厳が宣言された当日に撮影された大統領室の監視カメラ映像の証拠調査が行われる。ただ、大統領室は軍事上の保護区域に指定されており、証拠調査は非公開で開かれる。
非常戒厳宣言を巡る内乱事件を捜査する特別検察官チームは8月29日、内乱首謀ほう助や偽証、虚偽公文書作成、公用書類損傷、大統領記録物管理法違反などの罪で在宅起訴した。
特別検察官チームは韓氏が首相として大統領の権限乱用をけん制する義務があるにもかかわらず、非常戒厳宣言を止めずにほう助したとみている。戒厳宣言文の法律的欠陥を補完するため戒厳後に別の宣言文を作成し、後に破棄した罪などにも問われている。
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