20代の女性TikToker、遺体で発見…50代の男が殺害認める=韓国
20代の女性TikToker、遺体で発見…50代の男が殺害認める=韓国
行方不明届けが出されていた20代の女性が遺体で発見された中、遺体が遺棄されていた場所の周辺で逮捕された50代の容疑者が警察の調査で殺害の容疑を認めた。

キョンギ(京畿)ヨンイン(龍仁)東部警察署は殺人および死体遺棄の容疑でA容疑者に対し拘束令状を申請したと15日明らかにした。

A容疑者は今月11日午後、インチョン(仁川)でTikToker(ティックトッカー)の20代の女性Bさんを暴行し、首を絞めて殺害した容疑を持たれている。

その後、遺体を車に積んでソヘ(西海、黄海)岸に沿って移動したA容疑者は、チョンブク(全北)ムジュ(茂朱)郡の野山に到着し、遺体を林の中に遺棄したと調査された。

これに先立ち、Bさんの両親は12日午後4時ごろ、「娘と連絡が取れない」として龍仁警察署に行方不明届けを出していた。

Bさんの動線を追跡した警察は、BさんがA容疑者の車に乗り仁川から茂朱方面に移動した事実を確認した。

また、全北警察庁との協力により13日午前5時ごろ、遺体の遺棄場所から50~100メートル離れた地点でA容疑者を発見した。

当時、A容疑者は「Bさんと口論になった後に別れた」という趣旨の陳述をしたものの、警察はA容疑者が身分証の提示要求に応じず逃走しようとした点などからBさんの失踪と何らかの関係があるものと判断し、公務執行妨害の容疑で緊急逮捕した。

その後、龍仁東部警察署に押送されたA容疑者はしばらく陳述を拒否したものの、警察の追及が続くと、きのう午後に犯行を認めた。

A容疑者はことし5月ごろBさんに接近し、「TikTok市場についてよく知っている。登録者を増やすのを手伝ってあげる」と言い、同業と投資を提案したと調査された。

しかしチャンネル運営と関連した異見によりトラブルが生じ、今月11日午後、仁川で動画撮影中に口論になり、犯行に至ったと把握された。

警察はBさんの遺体の解剖を国立科学捜査研究院に依頼するなど、具体的な事件の経緯を調査している。
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