秋夕を控え、国会で開かれた与党と政府による対策協議会=15日、ソウル(聯合ニュース)
秋夕を控え、国会で開かれた与党と政府による対策協議会=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の与党と政府は15日、10月の秋夕(チュソク、旧暦8月15日)を控え、対策協議会を開いた。茶礼床(先祖に供える膳)の食材の供給を最大限増やすなど、可能な手段を総動員して価格安定を図る方針を決めた。

 今年の秋夕は10月6日で、前後が連休となっている。与党と政府は秋夕をきっかけに国内景気の活性化を図るため、農畜産物を中心に物価管理に力を入れる方針だ。

 物価安定のため、リンゴやナシは通常の3倍、栗は4倍、ナツメは18倍以上などに供給を拡大する。また、コメの価格安定のため、穀物2万5000トンを追加供給し、低所得世帯などには政府が管理するコメなどを通常より20%安い価格で供給する。

 一方、秋夕の連休期間には国立博物館や美術館などを無料で開放する。帰省とUターンによる「民族大移動」で混雑が予想される10月4~7日には高速道路の通行料金を免除し、高速鉄道のKTXとSRTの料金は30~40%割引する。


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