韓国のテジョン(大田)高裁は12日、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺)などの容疑で起訴された70代Aに懲役3年を宣告し、法廷で身柄を拘束した。
また、知人の介護福祉士の資格を利用して被告Aの容疑に加担した70代のBに対しては、懲役1年の実刑が下された。
被告Aは1997年3月に建設現場で墜落し下半身まひとなったが、同年11月からは杖をついて一人で歩ける状態にまで回復した。
しかし被告Aは通院する時には車いすに乗り、引き続き「歩けないふり」をしていたという。
被告Aは1999年6月から2024年8月まで勤労福祉公団から受けてきた保険給与は18億4000ウォン(約1億9500万円)あまりに達した。これは、実際に受けるべき保険給与より12億ウォン(約1億2700万円)あまり多い金額である。
また、被告AはBと組んで他人の介護福祉士の資格を利用し、勤労福祉公団から介護費用も受けていた。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96