大統領室庁舎で記者会見する魏聖洛・国家安保室長=12日、ソウル(聯合ニュース)
大統領室庁舎で記者会見する魏聖洛・国家安保室長=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は12日の記者会見で、韓米原子力協定の改定交渉に関し、「意味のある進展があった。大枠で合意したと(言える)」と述べた。

 魏氏は「韓国がより多くの濃縮・再処理について身動きできる幅を持つことに互いに了解がある」と明らかにした。韓米原子力協定は韓国の使用済み核燃料の再処理を禁止しており、韓国は再処理が可能になるよう改定を進めている。魏氏の発言は再処理を巡る両国の隔たりがある程度縮まったことを示唆するものとみられる。

 魏氏は「日本と類似した形態で(合意が)なされることを期待しているが、今後(協議を)しなければならないこと」だと述べた。

 同氏は先月行われた韓米首脳会談の結果を説明する記者会見で「原子力協力についても意味のある議論を行った」と明らかにしていた。


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