国楽をテーマにした初めてのエキスポとして「国楽の香り、世界を染める」をスローガンに、同郡の「レインボーヒーリング観光地」や「国楽体験村」で開催される。
午後7時に始まった開会式では世界最大の太鼓(Largest Drum)としてギネス世界記録に認定された「天鼓」から5匹の竜が空に昇る映像ショーなどが披露された。
共同組織委員長を務める金榮煥(キム・ヨンファン)忠清北道知事はあいさつで「国楽の魅力を世界に広めるために忠清北道と永同郡民が1年以上心を込めて準備した」とし、韓国文化の新たな流行を引き起こす機会になることを願う」と話した。
会場にはK―POPのルーツである国楽の歴史と拡張性を垣間見ることができる「国楽テーマ館&世界音楽文化館」「未来国楽館」「国楽産業振興館」の三つの展示館が設置され、30カ国・地域の民俗音楽に触れる公演も開かれる。
また伝統技能を持つ職人らによるデモンストレーションをみることができる「無形遺産体験村」、カヤグム(伽耶琴)やテグム(管楽器)などの伝統的な楽器を専門家のサポートを受けながら演奏する「国楽器体験場」も用意された。
国立国楽院や永同郡立蘭渓国楽団などによる公演も開かれる。
エキスポの開場時間は毎日午前10時から午後5時まで。
バス200台を含む計約4600台が駐車可能な大型駐車場が用意され、永同郡と組織委員会は4路線のシャトルバスを運行している。
会場周辺では「永同蘭渓国楽祭り」「大韓民国ワイン祭り」「永同ブドウ祭り」も開催される。
同郡の鄭永喆(チョン・ヨンチョル)郡守(郡の首長)は、「国楽、ワイン、ブドウが調和する最高の博覧会を作り、国内外から来場者100万人を集める計画」と話した。
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