Kバーガー、バーガー・美食の本場である米国・日本で初期の「旋風」=韓国
Kバーガー、バーガー・美食の本場である米国・日本で初期の「旋風」=韓国
約1000人から1300人。先月14日(現地時間)にオープンした米国ロッテリア1号店(フラートン店)の2週間の一日平均来店客数だ。韓国内のロッテリア店舗のうち売上上位5店舗の来店客数(デリバリー除外)が平均1000人水準であることを考慮すると、かなりの成果である。オープン初期効果を考慮しても、バーガーの本場でありマクドナルド、インアンドアウト、チポトレなどグローバルバーガーブランドがひしめく中で収めた成績だけに、鼓舞的だという評価だ。もう一つの韓国バーガー店「マムスタッチ」は今月末、東京・原宿に直営2号店をオープンする。昨年4月に東京・渋谷で開いた1号店が大きな成功を収めたことによる自信といえる。

 11日、関連業界によれば、韓国の国産バーガーブランドが米国、日本などバーガー本場および美食先進国の攻略に乗り出し、初期から「旋風」を巻き起こしている。いわゆる「Kバーガー先進市場インベージョン」だ。1979年にロッテリアが国内で1号店を開店してから46年ぶりであり、1988年に海外(ベトナム)へ初進出してから37年ぶりのことだ。国内市場が人口減少に直面し、競争の激化で成長停滞にぶつかるなか、東南アジアなどで積んだ経験を基盤に先進市場へ挑戦状を突き付けたものと解釈される。韓国バーガー企業の初期善戦には、エビバーガー(ロッテリア)やサイバーガー(マムスタッチ)など現地では珍しい差別化されたメニューを前面に出し、K文化への関心が高まった現地需要を攻略したことが背景にあるという分析だ。

 Kバーガーが先進市場に定着すれば、Kラーメン、Kチキンに続く新たな韓流グルメの世界的拡張が可能になるとの見方がある。専門家は持続可能な成長のためには、フランチャイズの最も基本的な要素である味とサービスの均質化が重要だと考えている。ファストフードはグローバル競争が激しい現場であるため、「小手先の技術」よりも正攻法で押し進めるべきだという趣旨だ。

 金容輝(キム・ヨンフィ)世宗大学食品工学科教授は「外食事業は味の嗜好と味の永続性が守られてこそ長期的に拡張できる」とし、「実際マクドナルドのモットーの中で最も重要な内容は、世界のどこでも『同じ味』を出すことだ」と説明した。彼は「米国は地域が広く、地域生産で供給される副材料が味に影響を及ぼす可能性がある」とし、「副資材供給体系を明確にすべきだ」と助言した。
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