衛生用品製造のクリーンラボ、日本企業と提携し高級印鑑事業を開始=韓国報道
衛生用品製造のクリーンラボ、日本企業と提携し高級印鑑事業を開始=韓国報道
厨房・衛生用品メーカーのクリーンラボが、高級印鑑事業を開始した。生分解性プラスチックの原料であるポリ乳酸(PLA)容器を活用したミネラルウォーター事業の開始に続き、次々と新事業を進めている。

同社のスン・ムンス代表は「昨今、電子署名が日常化しているが、法人や個人、芸術、開業記念品などにおける印鑑需要はなくなっていない」と話す。

同社は電子部品のプレス加工などを行う、日本の岩井プレスと提携し高級印鑑市場に進出した。ステンレスに印面を刻む手づくりとなり、注文から完成まで約8週間かかる。企業の経営陣や会計士などの専門的な職業の人が作成する文書、法人や支店の開設時、書画や陶芸の落款印、出生・合格・昇進・開業時の贈り物などとしての需要を見込む。

また9月に発売するエコミネラルウォーターは、ペットボトルとラベルにサトウキビ由来のPLAを使う。一般的な容器よりも単価が高いため、販売価格は既存のミネラルウォーターより10~20%高い価格に設定。環境に配慮する消費者層をターゲットとする。

スン代表は「2025年は営業利益100億ウォン(約10億6257万円)を目指し、毎年100億ウォン前後の新事業投資を行っていく」と述べている。


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