李大統領は、北朝鮮は直接的な利害関係がある当事者であるにもかかわらず韓国に対し冷淡で敵対的だとしながらも「彼らがどんな態度を取ろうと緊張を緩和するのがわれわれにとって得」と説明した。
また、北朝鮮は自らの体制を脅かしているのは韓国ではなく米国だと考えており、南北関係よりも米国との関係を重要視していると分析。南北関係は韓国当局だけで解決できる問題ではないとして「米朝対話が開かれることが朝鮮半島の平和と安定に役立つ」との考えを示した。
また、外交交渉の特性として、妥結直前に交渉力を引き上げるため緊張を最大限高める段階を経るようだと言及した。
李大統領は「今統一の話をすればばかだと言われるかもしれないが、その前に平和の段階を構築することが重要だ」とし、対話の打診を続ける方針を示した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40