済州の看護師、病院の薬物を注射して7歳の息子を「殺害」…自らも「死亡」=韓国
済州の看護師、病院の薬物を注射して7歳の息子を「殺害」…自らも「死亡」=韓国
韓国のチェジュ(済州)で、40代の女性が7歳の息子を殺害した後、自らも命を絶つという事件が起きた。この女性は病院の看護師長で、病院から薬物を無断で持ち出し息子に注射したことが確認された。

韓国の日刊紙“東亜日報”によると、去る9日の午前7時38分ごろ済州市の住宅で、40代の女性とその息子が亡くなったまま発見された。警察は、うつ病を患(わずら)っていたこの女性が病院から持ち出した薬物を息子と本人に投与した後、命を絶ったものとみられている。

この女性が使用した薬物は希釈(きしゃく)されていない状態で、静脈に注射すれば心停止を起こし得る致命的な薬物とされている。またこの薬物は、一部の国で死刑執行時に使用されるという。しかしこの薬物は韓国の現行法上、麻薬類のように全過程が記録・管理されていない「死角地帯」に置かれている。


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●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
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