韓国の日刊紙“東亜日報”によると、去る9日の午前7時38分ごろ済州市の住宅で、40代の女性とその息子が亡くなったまま発見された。警察は、うつ病を患(わずら)っていたこの女性が病院から持ち出した薬物を息子と本人に投与した後、命を絶ったものとみられている。
この女性が使用した薬物は希釈(きしゃく)されていない状態で、静脈に注射すれば心停止を起こし得る致命的な薬物とされている。またこの薬物は、一部の国で死刑執行時に使用されるという。しかしこの薬物は韓国の現行法上、麻薬類のように全過程が記録・管理されていない「死角地帯」に置かれている。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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