ルノーコリアがLPG協会と提携、LPGフルハイブリッド車を開発へ=韓国
ルノーコリアがLPG協会と提携、LPGフルハイブリッド車を開発へ=韓国
自動車メーカーのルノーコリアが、大韓LPG協会と、LPG(液化石油ガス)直接噴射エンジンを搭載した韓国最初のフルハイブリッド車(HV)の量産に向け、開発を進めることが明らかになった。

LPG直接噴射とは、高圧燃料ポンプを通じて液体のLPGをシリンダー内に直接噴射する第4世代のシステムだ。ルノーコリアはLPG直接噴射エンジンと、デュアルモーターで駆動する「ハイブリッドE-Techシステム」を合わせ、経済性を高めたHVを開発し、数年内に韓国市場で販売する計画だ。

このため5月には、大韓LPG協会と次世代エコLPG車の共同開発に向けた業務提携契約を締結。LPG直接噴射エンジンを乗せたHVのプロトタイプを製作し、検証事業を進めてきた。プロトタイプの試験結果、LPG車に比べ大幅な燃費性能の向上が見られた。また、米国の厳格な排出ガスの規制レベル「SULEV30」も満たすことも分かっている。

これに先立ち2014年、ルノーコリアは韓国で初めてLPGドーナツタンクを搭載したスポーツタイプ多目的車(SUV)「SM5 LPLi」を、また2019年には特許を取得したエンジンマウントとして、静かさと安全性を高めたSUV「QM6 Lpe」を、それぞれ販売していた。


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