8月20日、英語放送局「アリラン国際放送」で放送された「K―POP:The Next Chapter」に出演した李在明(イ・ジェミョン)大統領(中央)=(聯合ニュース)
8月20日、英語放送局「アリラン国際放送」で放送された「K―POP:The Next Chapter」に出演した李在明(イ・ジェミョン)大統領(中央)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部は8日、2026年度(1~12月)の同部の研究開発(R&D)予算案が過去最大規模の1515億ウォン(約161億円)に確定したと発表した。

 今年度に比べ42.7%(454億ウォン)増加した。予算が成立すれば尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権で削減されたR&D予算274億ウォンが完全に復元される。

 李在明(イ・ジェミョン)大統領は先月20日、米動画配信大手ネットフリックスの人気アニメーション映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」のマギー・カン監督らと共に出演した英語放送局「アリラン国際放送」の番組で、「政府が文化産業の丈夫な根を作っていく」と強調した。

 同部の26年度のR&D予算は、文化産業におけるAI活用を極大化するプロジェクトを中心に組まれた。

 コンテンツ産業の企画から制作・輸出の全過程にAI技術を導入して産業のAIトランスフォーメーション(AX)を進めるとともに、韓国文化を反映したAI技術の開発などソブリン(主権)AIを強化する計画だ。

 また、公共文化施設にAI技術を適用して国民のAIへのアプローチと体感度を高め、融合型AI人材を育成する事業も推進する。

 同部関係者は「文化産業はアイデアに基づき高付加価値を創出するわが国の新成長動力だ。文化産業の丈夫な根となる文化技術に対する投資を持続的に拡大していく」と説明した。


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