羅卿瑗、国民の力議員
羅卿瑗、国民の力議員
国会法制司法委員会(法司委)所属の国民の力議員たちが共に民主党(与党)の推進する検察改革法を‘検察解体法’と批判し、自主公聴会を開催することにした。

法司委の野党幹事内定者であるナ・ギョンウォン(羅卿瑗)議員は、チョ・ベスク(趙培淑)、ソン・ソクジュン(宋錫俊)、クァク・ギュテク(郭圭澤)議員とこの日の午前、国会で記者会見を開き「来週、私たちは検察解体法に関する自主公聴会を行うことを予告する。結局、検察の捜査権を完全に奪う場合の様々な副作用をはじめ、検察解体法がもたらす国民の被害を中心に検察解体法に関する公聴会を開く」と明らかにした。

羅議員は「本日、法司委第1小委員会で検察解体のための立法聴聞会を装った国会版捜査と裁判が行われている。これがまさに議会独裁である」と述べた。

羅議員は、共に民主党がイ・ジェミョン(李在明)大統領の対北朝鮮送金事件関連人物などを聴聞会証人・参考人に含めたことに関し「李在明大統領の裁判を、聴聞会を口実に覆そうという試みだ」と指摘した。また、通常は非公開で行われる小委員会が公開された点も「違憲的な試みだ」と強調した。

前日、共に民主党主導で法司委に上程された内乱特別裁判部新設法についても羅議員は「ナチスが作った人民裁判所(Volksgerichtshof)」と批判した。さらに「共に民主党が好きなように特検をして、その捜査結果が本人たちの望むとおりの裁判結果が出ないかと思い、特別裁判所を設置することと何が違うのか。彼らが言う新しい世の中は結局、大韓民国の憲法秩序が破壊される独裁の完成だ」と述べた。

趙議員は「検察改革立法公聴会という見せかけの名分にして、今捜査中の事件、監察中の事件に関与するということ。そのようになるなら、果たして検察は何の必要があるのか。また、特別裁判部を作って自分の好みに合う裁判官に裁判をさせるとしたら、一体裁判所は別に何が必要なのか」と述べた。

宋議員は前日、共に民主党主導で法司委を通過したいわゆる‘より強力な’特検法改正案の処理手続きに関し「協議もなく一方的に、非民主的に、まさに独裁的に国会運営をしながら通過してはならない3特検法が通過した」と批判した。
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